Career-Ops Claude Code Skills 転職活動 AIエージェント 自動化

Career-Ops Skills 完全比較 — 12モード全てを徹底解説(2026)

The Prompt Shelf ·

Career-Ops を初めて知った方は Career-Ops とは何か? を先に読むのを推奨。30秒で全体像と設計思想を把握できる。本記事は12モードの詳細比較リファレンス。

Career-Ops は、これまでに作られた最も精緻な Claude Code スキルスイートの一つだ。求人サイトスクレイピング、ATS最適化された CV 生成、面接準備まで、転職活動の全工程を 12 個の独立した skill モードでカバーする。ただし、12 モード構成は密で、README だけでは「どのモードをいつ使うか」が直感的にわからない。

この記事では、Career-Ops の全 12 モードを横並びで比較する。各モードの用途・タイミング・出力形式、そして典型的なワークフローでのモード連鎖パターンを、公式 santifer/career-ops リポジトリ(2026年5月時点)ベースで整理する。

Career-Ops 12 モード概要

モード目的入力出力スキルファイル
Default利用可能コマンド表示なしモード一覧 + ヘルプmodes/default.md
Auto-pipeline完全評価パイプラインURL または JD テキスト評価レポート + PDF + 追跡エントリmodes/auto.md
Scan45+ 企業のポータルスクレイピング任意のフィルタ条件事前フィルタ済み機会リストmodes/scan.md
PDFATS 最適化 CV 生成求人記述テーラード PDF CVmodes/pdf.md
Batch複数オファーの並列評価バッチファイル (URL リスト)スコア評価表modes/batch.md
Tracker応募状況ダッシュボードなしステータスボードmodes/tracker.md
ApplyAI支援の応募フォーム入力応募フォーム URLフォーム入力案modes/apply.md
Pipeline保留 URL キュー処理保留キュー評価レポートmodes/pipeline.md
ContactoLinkedIn アウトリーチ対象プロファイルパーソナライズメッセージ案modes/contacto.md
Deep企業深掘り調査企業名包括的企業ブリーフmodes/deep.md
Training講座/資格評価講座 URL or 名前ROI 評価modes/training.md
Projectポートフォリオ評価プロジェクトリポ or 説明インパクト評価 + 改善計画modes/project.md

モード1: Default — エントリポイント

トリガー: /career-ops を引数なしで実行、またはワークスペースを開くと Claude が自動で読む。

何をするか: 全 12 モードを1行説明付きで表示、クイック例も。

いつ使うか: どのモードがあったか忘れた時、新規ユーザーのオンボーディング。

セッション開始時に Claude が読み込むモードなので、Career-Ops スキルスイート全体の CLAUDE.md 相当として機能する。

モード2: Auto-pipeline — 「全部やって」モード

トリガー: 求人 URL または JD 全文をペースト。

何をするか: 完全パイプラインを実行:

  1. URL or JD テキストをパース
  2. 要件、給与、勤務地、シニアリティを抽出
  3. A-F 評価を 10 加重次元で実行
  4. スコア 4.0/5 以上なら ATS 最適化 CV PDF を生成
  5. 追跡ボードに「評価済み」ステータスで追加
  6. パーソナライズアウトリーチメッセージを生成 (オプション)

出力: 評価レポート (markdown) + CV (PDF) + 追跡エントリ。

いつ使うか: 特定の機会1件について全部やりたい時。最も一般的なワークフロー。

時間目安: 機会1件あたり3-5分。

モード3: Scan — 求人サイト一斉スキャン

トリガー: /career-ops scan にオプションでフィルタ (勤務地、シニアリティ、リモート可否等)。

何をするか: 45+ 企業と求人ポータルから求人をスクレイピング:

  • 直接の採用ページ (Stripe, Anthropic, Vercel, Linear など)
  • 求人アグリゲータ (Y Combinator Jobs, AI Grant など)
  • ステージフィルタ (Series A/B/C, 上場企業)

出力: フィルタ条件にマッチする 10-50 機会の事前フィルタ済リスト。各エントリに企業ステージ、給与レンジ推定、簡易フィットスコア付き。

いつ使うか: アクティブな転職活動、週次マーケットスキャン、市場セグメントのスコープ。

重要: Scan は完全 A-F 評価をしない — これは Batch または Auto-pipeline で行う。Scan は「広く網を張る」、Batch / Auto-pipeline は「深く掘る」。

モード4: PDF — ATS最適化 CV 生成

トリガー: /career-ops pdf <job-description>

何をするか:

  1. マスターの cv.md ファイルを読む
  2. 求人記述から ATS 関連キーワードをパース
  3. スキル、プロジェクト、経験をキーワードマッチが最大化するよう再配列
  4. 適切なマージン、フォント、セクションヘッダーで PDF を生成
  5. JD の高頻出キーワードの 80% を CV に自然に組み込む

出力: 1-2ページの PDF、ATS パース可能、アップロード可能な状態。

いつ使うか: 特定ロールへの応募を決めた後。

重要機能: キーワードスタッフィングを避ける。意味的配置を使って、人間が読んでも自然で、ATS フィルタも通過する CV を生成。

モード5: Batch — 並列評価

トリガー: /career-ops batch <batch-file.md>

何をするか: 複数の claude -p ワーカープロセスを batch-runner.sh で調整起動。各ワーカー:

  1. batch/batch-prompt.md の自己完結プロンプトを受け取る
  2. 機会を1つずつ並列に評価
  3. スコア + 主要洞察を返す

出力: バッチファイル内の全機会をランキングしたスコア評価表 (markdown)。

いつ使うか: 10件以上の機会を一気に評価したい時。Batch は 10 オファーを ~5 分で評価可能 (直列なら ~30 分)。

技術的補足: これは並列エージェントパターンの教科書例 — リードエージェント (インタラクティブ Claude Code セッション) がワーカーエージェント (claude -p プロセス) を調整。各ワーカーは独立したコンテキストを持つので、相互汚染が不可能。

モード6: Tracker — ステータスダッシュボード

トリガー: /career-ops tracker

何をするか: トラッカー JSON/markdown を読み、ステータスボードを表示:

  • Evaluated — スコア済み、応募前
  • Applied — 応募済み
  • Screening — リクルータ面談予定 or 完了
  • Interview — 技術面接パイプライン
  • Offer — オファー受領
  • Rejected / Withdrawn — クローズ
  • Stale — 14日以上動きなし

出力: カンバンスタイルのダッシュボード。ステージ別件数、最古滞留警告つき。

いつ使うか: 週次チェックインで停滞応募を発見、フォローアップ優先順位を決める。

モード7: Apply — フォーム入力支援

トリガー: /career-ops apply <application-form-url>

何をするか:

  1. 応募フォーム構造 (質問、文字制限) を読む
  2. cv.md、ロール記述、data/interview-prep/ に蓄積された STAR ストーリーをもとに回答を作成
  3. 各フォームフィールドに対する回答案を返す

出力: フィールド別の回答提案 (自動送信ではない)。

いつ使うか: カスタム質問が多い長尺応募フォーム (「なぜこの会社か」「失敗したプロジェクトを語れ」)。

重要: Career-Ops は human-in-the-loop を重視。このモードは提案を生成するだけ、応募の送信は手動。これは意図的 — ヘッドレスブラウザによる自動送信は他ツールが対応するが、Career-Ops は明示的に避ける。

モード8: Pipeline — キュープロセッサ

トリガー: /career-ops pipeline

何をするか: data/pending-urls.md (1週間で集めたが未評価の URL キュー) を読み、各 URL に対して Auto-pipeline を順次実行。

出力: キュー全体の評価レポート + CV PDF + 追跡エントリ。

いつ使うか: 週末のバッチ処理。週中に 5-10 件の URL をストックしておき、夜のうちに全部評価したい時。

Batch との対比: Pipeline は直列 (1件ずつ)、Batch は並列 (複数同時)。Pipeline は 10 件以下、Batch は 10 件以上向き。

モード9: Contacto — LinkedIn アウトリーチ

トリガー: /career-ops contacto <linkedin-profile-url>

何をするか:

  1. LinkedIn プロファイルをパース (会社、ロール、共通コネクション、最近の投稿)
  2. 好みのトーンでパーソナライズメッセージを作成
  3. 具体的な参照点を含む (最近の投稿、共通コネクション、共通興味)

出力: コピー & ペーストできる 1-3 つのメッセージバリアント。

いつ使うか: 採用マネージャー、社内紹介者、ターゲット企業の同僚へのアウトリーチ。

アンチパターン保護: 汎用テンプレートの生成を拒否する。対象プロファイルの公開情報が不足してる場合、捏造したパーソナライズではなく、より多くのコンテキストを要求する。

モード10: Deep — 企業調査

トリガー: /career-ops deep <company-name>

何をするか: 包括的ブリーフを編纂:

  • 最近の資金調達ラウンドとステージ
  • 過去12ヶ月の主要製品ローンチ
  • エンジニアチーム規模と構成 (LinkedIn データから)
  • Glassdoor 評価サマリ
  • 最近のメディア報道
  • 技術スタック推測 (求人投稿、GitHub orgs、公開 API から)
  • 文化的シグナル (ブログ記事、ポッドキャスト、公式声明)

出力: 1-2ページの企業ブリーフ (markdown)。

いつ使うか: 技術面接前に特定コンテキストで会話に入りたい時。あるいは大きな決断 (オファー比較、受諾/辞退) の前。

時間目安: 徹底ブリーフで 5-10 分。

モード11: Training — 講座/資格評価

トリガー: /career-ops training <course-url-or-name>

何をするか: 特定講座または資格の ROI を評価:

  • コスト (時間 + 金銭)
  • 市場価値 (このキーワードはターゲット求人記述に出るか)
  • 比較可能な代替 (無料 or 安価)
  • 鮮度チェック (現行技術ベースか、陳腐化か)
  • 変換適合性 (自分のキャリア方向に合うか)

出力: Go/no-go 推奨 + 理由。

いつ使うか: $500-5000 の講座を検討中、または2つの資格で迷ってる時。

モード12: Project — ポートフォリオ評価

トリガー: /career-ops project <repo-url-or-description>

何をするか: ポートフォリオプロジェクトの候補者性へのインパクトを評価:

  • コード品質評価 (URL の場合はリポから)
  • ストーリーテリング評価 (STAR ストーリーに変換できるか)
  • マーケットシグナル (需要のあるスキルを示してるか)
  • 改善推奨 (印象を高めるため何を追加するか)
  • CV 箇条書き向けハイライト推奨

出力: プロジェクトインパクト評価 + 具体的改善計画。

いつ使うか: プロジェクトを CV/ポートフォリオに追加する前、または既存プロジェクトに更に時間を投資するか決めるとき。

A-F 評価フレームワーク (Auto-pipeline と Batch で使用)

10 加重次元、A-F でスコア:

次元加重何を測るか
Role summary1.0×ロールの明確さ、シニアリティ適合
CV match1.5×必須スキル vs あなたの CV
Level strategy1.0×適切なレベルで応募してるか
Compensation1.2×総報酬 vs 希望範囲
Location/remote1.0×地理的適合
Tech stack1.2×現行と希望技術の一致
Stage fit0.8×企業ステージがキャリア目標に合うか
Cultural signals0.8×公開シグナル (ブログ、リーダーシップ、講演)
Personalization depth0.7×非テンプレなカバーレターを書けるか
Interview prep0.8×このロール用に持ってる STAR ストーリー

合成スコア 0-5。4.0 以下: システムが「このロール追求を推奨しない」と判断。

モード連鎖: 典型ワークフロー

週次アクティブ転職活動パターン

月: scan → 30機会を表面化
火: batch → 上位15をスコア、5件が 4.0 以上
水: deep → 上位5社の企業ブリーフ
木: pdf + apply → 応募送信
金: tracker → ステータス確認、停滞フォローアップ

単一機会パターン

ステップ1: auto-pipeline → スコア + PDF + 追跡
ステップ2: deep → 企業ブリーフ
ステップ3: apply → フォーム入力案
ステップ4: contacto → 紹介者へアウトリーチ

キャリアピボットパターン

ステップ1: training → 新分野の3資格を評価
ステップ2: project → 既存プロジェクトを新分野フィット評価
ステップ3: scan with filters → 新分野の機会
ステップ4: batch → 上位10をスコア

セットアップおさらい

git clone https://github.com/santifer/career-ops
cd career-ops
npm install
npm run doctor          # セットアップ検証
# cv.md をルートに作成 (マスターレジュメ)
claude                  # このディレクトリで Claude Code 起動

その後自然に依頼: 「アーキタイプをバックエンドロールに変えて」、または 「報酬の重み付けを追加して」 と言えば、Claude が modes/config/templates/ ファイルを直接編集する。

強みと制限

強み

  • モジュラー設計 — 各モードが独立した skill ファイル、カスタマイズが容易
  • Human-in-the-loop — 自動送信なし、何を送るか自分でコントロール
  • 並列バッチ処理claude -p ワーカーで評価時間を劇的短縮
  • 自己改善 — インタビュー準備 STAR ストーリーが時間で蓄積

制限

  • 多言語サポートに偏り — プロンプトは英語ファースト、日本語等は手動翻訳必要
  • 45+ ポータルスキャンは地域偏り — US/EU フォーカス、APAC 求人ボードに弱い
  • ATS との直接統合なし — PDF を生成するだけ、ATS に直接プッシュしない
  • Batch モードの高コスト — 10+ Claude ワーカーを並列実行はトークン集中型

関連記事

FAQ

Career-Ops のどのモードから始めるべき?

Default。/career-ops を実行してモードリストを読む。次に本格利用なら、単一機会で Auto-pipeline を試す — Career-Ops の機能を端から端まで最速で実証できる。

Batch と Pipeline の違いは?

Batch は claude -p ワーカーで並列実行 (10+ 機会で高速)。Pipeline はキューを直列処理 (10件以下向き)。Batch はトークン集中型だが完了が速い。

Career-Ops は実際に応募を送信する?

しない。Career-Ops は human-in-the-loop を重視。Apply モードはフォーム入力案を生成、送信は手動。意図的。

A-F スコアの「応募すべき」閾値は?

デフォルトの推奨閾値は 4.0/5。4.0 以下では低適合とフラグされる。config/ で厳しく / 緩く調整可能。

新しいモードを追加できる?

可能。modes/<my-mode>.md に既存パターンに従ったファイルを作成。Claude Code がディレクトリを読む際に自動発見される。

Greenhouse や Lever のような ATS と統合する?

直接統合なし。Career-Ops は PDF CV を生成、ATS への手動アップロード。API プッシュなし。

Batch モードのトークンコストは?

各ワーカーは JD の深さと cv.md によって ~10K-30K トークン使用。10 ワーカーで合計 100K-300K トークン/Batch 実行。計画的に。

Career-Ops は無料?

GitHub のリポジトリ自体はオープンソース (MIT ライセンス)。評価中の Claude API トークン / Claude サブスクリプションは課金対象。

Related Articles

Career-Ops とは何か? Claude Code 製バイラル AI 求職システムを2026年5月時点で30秒で理解する

Career-Ops は、44,500★を集めた Claude Code Skill bundle(2026年5月時点)。Santiago Valdarrama の求職実績「740件評価 → 1件 Head of Applied AI 内定」を生んだシステム。30秒の定義、何が違うのか、誰向けか、次に読むべき記事までを一気に解説。

Career-Ops 使い方完全ガイド 2026 — Claude Code製AI求職システムを30分で立ち上げて初応募までやる

話題のClaude Code製AI求職システム Career-Ops の実践チュートリアル。インストール→CVオンボーディング→ポータルスキャン→バッチ評価→応募提出までを30分で。14 skill modes ごとの正確な呼び出しプロンプトと、各モードの使い分けを公式ソース照合で解説。

Career-Opsの内部構造:14モードSkillsアーキテクチャから学ぶClaude Code設計の実践【2026】

Santiagoのcareer-opsはGitHubスター44,554+を1週間で獲得(2026年5月時点)。求職ツールという表層を剥がすと、本番運用に耐えるClaude Code Skillsアーキテクチャの参照実装が見える。14モード設計、AGENTS.md構造、10次元評価、自分のシステムに転用できるパターンを徹底解説。

Career-Ops 完全リファレンス 2026 — Claude Code 製AI求職システム 14 Skill Modes / 10評価軸 / 派生3つの徹底比較

Santiago Fernández de Valderrama 製 Career-Ops は 740件評価 → 1件Head of Applied AI内定までこなしたClaude Code Skill束。14 modes・A〜G評価軸・並列バッチ処理・公式リポ44,554★を実装視点でリファレンス化。日本語ローカライズ対応も解説。

Explore the collection

Browse all AI coding rules — CLAUDE.md, .cursorrules, AGENTS.md, and more.

Browse Rules